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日本遺産びわ湖でサステナブルなインバウンドガイドツアー研修を実施

観光庁が実施する補助事業の一環で実施されたサステナブルツーリズムの事例をご紹介。

一般社団法人Studio Biwako

2023年12月27日 08時54分


民間企業等から構成される「びわ湖の魅力発信推進協議会」は、観光庁が実施する補助事業の一環で日本遺産びわ湖を活かした、サステナブルなインバンドツアーの造成とそれを案内できるガイドの育成を目的とした研修事業を滋賀県大津市で実施しました。

びわ湖の魅力

滋賀県大津市は、京都からJRで2駅9分、大阪から40分と都市圏からのアクセスが良好です。

びわ湖は「日本最大の湖」というだけでなく、およそ400万年もの歴史をもつ日本最古の湖でもあり、世界中で20ほどしか存在しない古代湖の一つとなります。また、その長い歴史において、様々な面で人々の生活を支え、豊かな自然を育んできました。

びわ湖は、世界文化遺産である比叡山をはじめとする山々の豊かな自然に囲まれていることも大きな魅力です。ウォーターアクティビティに加え、トレッキングやスキーなどのマウンテンアクティビティが楽しめるほか、社寺仏閣などの各所で桜や紅葉の四季を感じることができます。また、大自然や歴史的な建物におけるSNS映えするスポットも注目されています。

現状の課題

びわ湖は近隣都市にはない多くの魅力を有するにも関わらず、認知度が低いことが課題となっています。また、観光を目的に訪れるインバウンド旅行客に対して十分な情報発信が出来ておらず、観光通訳ガイドも不足しており、受入体制の整備が進んでいないという課題があります。

今後の観光のあり方

最近は「サステナブルツーリズム」が注目されています。「持続可能な観光」のことであり、現在だけではなく未来を含めた、社会、環境などへの影響を十分に考慮し、旅行者や企業、受入れ側のニーズに対応した観光のことを意味します。

古来の日本人の生活は地産地消を基本とし、伝統文化を守り受け継いでいくというまさに「サステナブル」なものでした。びわ湖においても、自然環境を保全するために受け継がれてきたサステナブルな生活習慣を今もなお一部の地域で垣間見ることができます。

本ガイドツアーの内容

今回の取組は、観光庁の「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」で採択された事業の一環として実施されました。

ガイド研修及びモニターツアーを通しての「サステナブルな旅行商品造成」と「それを案内できる通訳ガイドの育成」が目的となります。事業は3日間の日程で開催され、2日間は通訳ガイドを対象とした研修、最終日は在日外国人を招聘し、研修を受けたガイドが実際に英語で案内を行うモニターツアーとして実施されました。

研修1日目は、滋賀県琵琶湖環境部の職員を講師として招き、びわ湖での環境保全の取組について講義が実施されました。びわ湖の成り立ちから始まり、水源や観光資源としての価値、水質改善に係るこれまでの歴史や経緯が紹介されました。午後からはカヤックでびわ湖へ繰り出し、その生態系維持や水質改善に寄与しているヨシ帯の見学が実施されました。

研修2日目は、成安造形大学の加藤教授による里山文化に関する講義が行われました。里山の暮らしには無駄がなく、自然の中で人々が一体となって暮らすという内容となっています。また、講義の題材となった神社や棚田などを実際に自転車で訪問し、里山特有の空気・匂い・雰囲気を5感で楽しむことができます。

研修3日目は、ガイドが在日外国人を実際に英語で案内し、これまでの成果が検証されました。参加者からは、「アクティビティを楽しみながら歴史文化を学べるところが良かった。ネットにも出てないような地元の人しか知らない情報を知れたのが良かった。」などの声が上がりました。その一方で「不安定なカヤックでのガイドは改善が必要である。」など、今後の改善に向けたコメントも寄せられました。

参加者のコメント

研修に参加した、市内在住で京都市認定通訳ガイド歴6年の大西ジェニファーさんは次のようにコメントしています。

「滋賀・大津の魅力をもっと発信したいと思い今回の研修に参加しました。特に研修2日目の里山文化に係る講義では、集落全体で助け合っている生活スタイルが素晴らしく、そこで生産・消費・再生の全てが完結することが究極のSDGsではないかと感じました。」

モニターツアーに参加した、アメリカ出身で日本在住歴18年のキャミィ・アレグザンダーさんは次のようにコメントしています。

「今回のモニターツアーには昨年の夏に初めて訪れた滋賀の魅力をもっと知りたいと思い参加しました。アクティビティと共に歴史文化が学べる内容に魅力を感じています。」

今後の展開

今後は本事業で得られた結果を基にして、京都や大阪からのアクセスの良さを活かし、他地域にはない、SDGsを軸とした環境保全に触れる独自のサステナブルツアーの造成を目指す方針です。

既存のツアー

今回の事業で実施した「サイクリングツアー」については、すでに一般向け体験コンテンツとして販売されています。

歴史や日本の原風景を感じるコースが用意されており、初心者でも楽しめる内容となっています。びわ湖の風を感じながら、地元が育んできた歴史文化に触れてみてはどうでしょうか。

お問合せ先:オーパルオプテックス株式会社

〒520-0101 滋賀県大津市雄琴5-265-1

https://www.o-pal.com/

予約・お問合せ 077―579-7111


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このプレスリリースについて

日本遺産びわ湖でサステナブルなインバウンドガイドツアー研修を実施

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SDGsカテゴリ
住み続けられるまちづくりを 海の豊かさを守ろう 陸の豊かさも守ろう

ビジネスカテゴリ
学び ビジネス レジャー スポーツ・アウトドア 非営利法人 国際 ワークスタイル

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学校・大学 広告・宣伝・PR 旅行・観光 サイクリング カヌー・SUP 一般社団法人 アジア・オセアニア ヨーロッパ 北米 副業・兼業

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本社所在地
滋賀県大津市におの浜2-1-1 1601

電話番号
08061076549

代表者名
山田 創

設立
2023年2月1日


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