株式会社The Lodgesは、このたび、自社で研究・開発を進める独自理論の第2弾となる『共創宇宙論 II』を公開いたしました。
私たちの世界では、多くの関係が生まれては消えていきます。信頼は崩れ、制度は変質し、意味は失われます。その一方で、長い時間をかけて持続する構造も存在しています。 では、「構造」とは何か。なぜ、世界は単なる断片ではなく、「持続する関係」として成立しているのか。
本書は、『共創宇宙論 I』で提示された理論的枠組みを基盤として、「成立した関係がどのような構造として現れるのか」を記述する試みです。前作で定式化された「関係成立の最小条件」を前提とし、より上位の「構造記述の理論層」として位置づけられます。
『 共創宇宙論 I 』から『共創宇宙論 II 』への 深化
前作『共創宇宙論 I』では、語り(Telling)、関係(Relation)、制度(Orchestration)という三契機(TROモデル)が、関係成立の最小条件として定義されました。 そこで扱われたのは、「関係はいかに成立するのか」という問いでした。
これに対し本書では、その条件が満たされたとき、世界がいかなる構造として記述されうるのかを論じます。つまり、問いの焦点を「関係の成立」から「成立した関係が現す構造」へと移行させ、探求の水準を一段階引き上げるものです。
本書が提示する「構造」の再定義
共創宇宙論において、構造(S)とは単なる物体や対象ではありません。それは「関係の配置・連結・持続の形式」として理解されます。
通常、私たちは「もの」が先に存在し、その後に関係が形成されると考えがちです。しかし本書ではこの順序を反転させ、関係(R)を先行させます。関係成立の条件のもとで存在が記述されるという立場から、成立した関係がどのような構造として現れるかを明らかにします。
- 生成の履歴としての構造 生成は直接記述されるものではなく、「構造として折り畳まれた履歴」として位置づけられます。構造とは静的な配置ではなく、生成の痕跡を内部に保持しながら持続する形式です。
- 構造空間と構造幾何学 意味分布(Ψ)から構造(S)への写像という視点を導入し、構造同士の距離・接続・変形可能性を扱う「構造空間」の概念を提示します。ここでの「構造幾何学」とは、物体の形状ではなく、関係の配置と持続形式を記述するための体系です。
- 持続の条件 構造は固定されたものではなく、意味遷移量(Es)と安定性パラメータ(κ)の相関の中で、常に更新されながら持続します。これにより、生成と構造は対立するものではなく、同一の事象を異なる水準で記述したものとして統合されます。
理論の妥当性と今後の展望
本書は既存の諸理論を包括しながら、それらを異なる記述水準へ再配置する試みであり、その志向は単なる「説明の拡張」ではなく、「記述形式そのものの再編成」にあります。また、主張を「論証・仮説・探究」という強度区分によって整理することで、理論の妥当性と限界を明示しています。
株式会社The Lodgesは今後、本理論を基盤として、プレスリリース、クチコミ、共創提案を接続する新たな情報インフラの構築を進めます。企業・市民・AIを含む多主体が関与する関係構造を可視化し、持続可能な価値循環モデルの実装を推進してまいります。
販売情報
会社情報
株式会社The Lodges
所在地:兵庫県神戸市中央区浪花町56 KiP内
代表者:長澤 奏喜
事業内容:サステナビリティ広報プラットフォーム「SDGs PR Lodge」および関連サービスの企画・運営
URL:https://the-lodges.jp/
お問い合わせ先情報
株式会社The Lodges 広報担当
E-mail:cs@the-lodges.jp