■「ハグ・ハグ 彦根」開所の経緯
代表の山極は、約40年のサラリーマン人生の大半を営業畑で過ごしてきましたが、東日本大震災後に仙台での営業を経験し、「いま目の前で困っている人をどうやって助けるか」という想いを心に灯し続けていました。
定年後「助け船になる」「人に寄り添う」仕事をするため、生まれ故郷の滋賀に戻ってシニア起業をし、さまざまなコンサルティング業務の傍ら、福祉施設で働きながら、一から福祉の現場を学び、児童発達支援・放課後等デイサービスの事業化を進めて参りました。
ところが、福祉の業界は慢性的な人手不足です。
スタッフの応募者がまったくなく、開所の延期を余儀なくされていました。足踏みする状態が1年ほど過ぎた頃、想定外の出来事で物事が前へ動き始めます。
それは、2024年元日に起こった能登半島地震でした。
東日本大震災を思い出し、「困っている人を助けられないか」と考えていた矢先、逆に被災された方から連絡がありました。福祉施設全体の管理ができるベテランの方が、能登から移り住んで当施設で活動したいとのことでした。わざわざ石川から滋賀に引っ越して来られる、しかもご自身が被災された方です。その覚悟になんとか応えたいと思い、共に働かせてもらう道筋を整えることができました。
■「ハグ・ハグ 彦根」の特徴
発達障がい児は日常のルーティンや予期せぬ変化に対して強いストレスを感じやすく、親御さんもその対応に多くの時間とエネルギーを費やされています。また、学校や保育園での適応や社会的スキルの習得に困難を感じることが多く、他の子どもたちとの関わりで問題が生じることも多々あります。
「ハグ・ハグ 彦根」では、そのような子どもたちの個性や強みなど、ポジティブな側面に目を向け成長を実感できるフィールドを共に見つける努力をしていきます。そして、親御さんのご苦労に寄り添い、家族全員から喜んでもらえる施設運営をめざす覚悟です。
そのためには、生の音を聴かせてあげられるピアノ、感性を育むたくさんの絵本、理論的志向を刺激する療育グッズなど、どうしても施設を充実させたいとの想いから、今回のクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げました。
クラウドファンディング詳細URL
■クラウドファンディングの目的
クラウドファンディングプロジェクトは、以下の設備や教材を整えるための資金を調達することを目的としています。
目標金額 200万円
生ピアノ: 約120万円
絵本: 約30万円
療育グッズ・学習支援ソフト: 約50万円
クラウドファンディングは2024年8月5日(月)よりCampfireプラットフォームで開始され、支援者には施設の内覧会招待や感謝状などのリターンが用意されています。
■アンバサダー募集
当社は、音楽や絵本の素晴らしさを感じており、クラウドファンディングプロジェクトのアンバサダーとして参加いただける方を募集しています。アンバサダーの役割はプロジェクトの魅力を広め、支援者を増やすことです。
お問い合わせ・ご応募はこちらからお願いいたします。
E-mail:8989-hikone@hug-hug.com
■「ハグ・ハグ 彦根」の意義と展望
「ハグ・ハグ 彦根」は、発達障がい児にとっての安心できる場所を提供し、その成長と発達を支援することを目指しています。また、地域社会全体で子どもたちを支える環境を作り上げるために、地域住民や企業、団体との協力を重視しています。
SDGsの観点ですと、目標3番「すべての人に健康と福祉を」、4番「質の高い教育をみんなに」、11番「人や国の不平等をなくそう」に貢献して参ります。
「ハグ・ハグ 彦根」開所準備中
■施設概要
名称:「ハグ・ハグ 彦根」
所在地:〒522-0052 滋賀県彦根市長曽根南町548
アシストビル2階
E-mail:8989-hikone@hug-hug.com
Tel:0749-49-2314
Fax:0749-49-2584
山極 孝司
■代表:山極 孝司プロフィール
合同会社ガードストーン代表社員
株式会社カマーランド代表取締役
滋賀県草津市出⾝。中央⼤学卒業後、⼤⼿メーカーに就職。途中ヘッドハンティングで別企業への転職も経験 。60歳定年を機に、実家のある滋賀に戻り2023年に起業した“シニア起業家” 。愛称は「くまさん」。子どもたちからそう呼ばれる日を楽しみにしている。