■ 太陽光発電の普及と課題
2050年に向けてのカーボンニュートラル化やエネルギーの安全保障・資源リスクなどへの対応から、近年再生可能エネルギーが注目されており、国内外で急速に普及が進んでいます。
国内では2012年に導入されたFIT制度(※2)により太陽光発電が全国で爆発的に導入されたものの、地域社会や環境との調和、将来の大量廃棄など、再生可能エネルギーの持続的な普及に向けた課題も顕在化しています。
特に2030年代の半ばには、これらの太陽光パネルが一斉に撤去・廃棄されることが懸念されており、その物量は年間17~28万トン(※3)ともいわれています。
将来の大量廃棄への取組みとして、行政や研究機関、民間企業などにより技術開発やリサイクル(※4)環境の構築が全国で進められています。
■ PVリサイクル.com® の特徴
大手メディアが太陽光パネルの将来の廃棄問題を取り上げ始めており、一般の方にも目にする機会やSNSなどでも関心が集まっているものの、断片的な内容や過去の情報、一部では事実に基づかない情報なども散見されます。
PVリサイクル.com® では、太陽光パネルのリサイクルが可能な処理業者、リサイクルの基本的な情報や行政の動向などを紹介するとともに、専門的内容を分かりやすく且つ背景などの説明を加えて実際に役立つ情報として発信しています。
- 使用済太陽光パネルの適正処理ができるリサイクル業者(中間処理業者)
- 撤去・廃棄等で準拠すべき各種法制度やガイドライン
- リサイクル装置の導入や、関連事業参入における情報収集
- 行政や企業、研究機関などの最新動向
情報収集において重要となる情報ソースや元データの紹介、国内だけでなく海外の太陽光パネルのリサイクルのニュース、独自の市場・技術分析など、あらゆるニーズに対応した情報を入手することができます。
また各種SNS(X、Threads、note)でも情報発信しており、最新動向の入手や専門的知識が無い方への情報提供も行っています。
■ WEBサイト
- PVリサイクル.com® | https://www.pv-recycle.com/
- note | https://note.com/pvrecycle_com
- X(旧twitter) | @PVrecycleCom
- Threads | @pvrecycle.com.jp
≪ 注記 ≫
※1)太陽光発電は英語でPhotovoltaicsであり、"PV"と略されます。
※2)資源エネルギー庁:なっとく再生可能エネルギー
※3)国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構:太陽光発電リサイクル技術開発プロジェクト(2014年度~2018年)
※4)実際に廃棄される太陽光パネルは「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づき産業廃棄物と廃棄処分されてり、許認可を有する産業廃棄物処理業者(中間処理業者)により適正に処理(リサイクル)する必要があります。